ケアマネ試験の内容に関する詳細について

ケアマネージャー資格は、近年人気の資格のひとつで、取得希望者は年々増えています。

この人気資格の受験資格や、合格率はどの程度のものなのでしょうか。ケアマネ資格取得には、各都道府県の実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。

 

その上で介護支援専門員実務研修の全日程に参加、レポートを提出すると晴れて資格取得となります。

ケアマネ試験の受験資格があるのは、まず法定資格（介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、看護師、理学療法士など）を所持しているか、社会福祉主事任用資格、ホームヘルパー２級、介護職員初任者過程修了の資格がある人で５年以上の実務経験がある人です。

 

また上記の資格を持たない人でも、所定の福祉施設等で相談援助・介護等に従事した期間が10年以上ある場合は受験することが出来ます。
試験はどの都道府県でも毎年１０月頃に行われます。
１９９８年（平成十年）に第一回が行われ、当時の合格率は４４パーセントと非常に高確率でした。

 

以後も第７回までは３割台の合格率を維持していましたが、供給過剰やケアマネージャーの質の低下が問題となり、試験自体がより難しくなりました。直近の５年ではおおむね１５～１９パーセントの合格率となっています。